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マリヴォー 『恋のサプライズ2』 第2幕翻訳完成 [マリヴォー]

遅くなりました。

マリヴォー『恋のサプライズ2』の第2幕翻訳を
ホームページsanki’s empty spaceに掲載しました。
http://www012.upp.so-net.ne.jp/sankis-es/

ホームから直接第2幕に目立つリンクを張っているので、
そこをクリックしてね。

第2幕一挙掲載です。
とにかく面白いよ。第2幕だけ読んでも面白い。

『恋のサプライズ2』については、ブログ記事
「リュック・ボンディの『恋のサプライズ2』」(2009/12/01)で紹介しています。
また、ブログ記事「エリック・ロメールとマリヴォー」(2010/04/20)でも触れています。
2010/06/05 の記事「マリヴォー『恋のサプライズ2』の翻訳掲載開始」も見てください。

ざっと第1幕のあらすじ・・・

侯爵夫人とシュヴァリエは互いに好きになってしまった。
じゃあ、べつにただ「好き」と言えばいいじゃないの・・・ということなんですが、
世の中そんなに単純じゃない。

二人とも愛する人を失ったばかり。
一生悲しみのうちに生きていくと誓ったばかり。
口が裂けても、「好き」とは言えない。
とりあえず、友情という名前をつけてしのぎます。

さて、侯爵夫人の小間使いリゼットが、シュヴァリエのところへやって来て、
侯爵夫人と伯爵を結婚させたいのだけれど、
伯爵の友人として応援してください、と頼みます。
いつまでも悲しみに沈んでいる奥様を見ていられないのです、とリゼット。

伯爵と侯爵夫人がすでに愛し合っていると誤解したシュヴァリエは、
嫉妬に駆られて、これを断ります。

シュヴァリエの嫉妬を見抜いたリゼットは、
じゃあ、あなたが結婚してください、とシュヴァリエに言います。

”友情”に縛られているシュヴァリエにとって、結婚なんてもちろんタブー。
そもそも嫉妬することがタブー。
困惑のうちにこの申し出を断ってしまう・・・

しかし(ここから第2幕)、断られた侯爵夫人はプライドを傷つけられて・・・
私、もちろん結婚する気はないのよ、でも結婚を断られるのはいや!

さあ、愛し合う二人の行方は?・・・

絶対面白いから、読んでね。












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